-ブリュンヒルデ無償版-

Overview
Spec
Require
Download
Setting
License
Contact
© 2025 LAUNCELOT CO. LTD.
Windows用リモートデスクトップ「ブリュンヒルデ」
|
純日本製
2012年に米マイクロソフト社の「Microsoft MVP for Remote Desktop Services」を日本人として初めて受賞(以後8年連続)した金子雄一氏が開発しました。
|
信頼性
同氏が開発したリモートデスクトップ技術は国内外で1,000,000台以上が実稼働しており、性能面・安定性・安全性において常に高い評価を頂いています。
|
超高速
非常に高速な処理を実現するために開発言語は、アセンブラ言語とC言語で記述されており、処理のほとんどは多元化されたマルチスレッドで動作しております。
|
|
Spec(仕様)
|
Brynhildr(ブリュンヒルデ)は、相手のパソコンの画面を見ながら遠隔操作できるWindows用のリモートデスクトップです。無償版のBrynhildr Freeは広告が表示されますが全ての機能を無料でご利用できます。
操作する側(クライアント)と操作される側(サーバー)のそれぞれのパソコンでBrynhildr Freeを起動して、操作する側から操作される側に接続します。
接続するにはクライアントでサーバーのIPアドレスを指定するだけです。
画面転送、音声伝送、マウスとキーボードによる遠隔操作、暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター、クリップボード共有(テキストのみ)、ファイル転送などに対応しています。
<Windowsクライアント仕様>
映像圧縮コーデック ・・・ VP8(RGB32)
音声圧縮コーデック ・・・ CELT
通信プロトコル ・・・ TCP/IP
暗号化アルゴリズム ・・・ Blowfish 256bit
クラウドを利用せずローカルエリアネットワーク内で完結する非常にセキュアな構築ができます。
また、ネットワーク環境によりインターネットを介した接続も可能です。
インストールは不要で操作される側は「OK」ボタンを押すだけ、操作する側はIPアドレスを入力して「OK」ボタンを押すだけで接続が完了します。
また、HTTP接続機能を有効にすることによりWebブラウザからの接続が可能になります。
Webブラウザからの接続の場合は暗号化通信ではなく難読化通信となり、クリップボード共有、ファイル転はご利用頂けません。
<Webブラウザ接続仕様>
映像圧縮コーデック ・・・ WebP(YUV420) / PNG(YUV420)
音声圧縮コーデック ・・・ PCM
通信プロトコル ・・・ WebSocket
難読化アルゴリズム ・・・ XOR
|
|
Require(必要環境)
|
<Windowsサーバー及びクライアント>
OS・・・ Windows 11 / 10
CPU・・・ Quad Core CPU
Memory・・・ 4 Gbyte
Network・・・ 100 Mbps
<Webブラウザ接続>
OS・・・ Windows、Chrome OS、Mac OS、Linux
Browser・・・ Microsoft Edge、Google Chrome、Safari、Mozilla Firefox、Opera
|
|
Setting(利用方法)
|
1.ダウンロード
配布ファイルはZIP形式で圧縮されており以下のファイルが含まれています。
・brynhildr.exe
・readme.txt
システムドライブが「C」の場合は「c:\brynhildr\brynhildr.exe」と配置するのがお勧めです。
「Program Files」「マイドキュメント」「デスクトップ」「ダウンロード」などのフォルダ内では、システム権限やログインユーザー権限の影響があるため、正常に動作しない時がありますのでご注意ください。
また、サーバーとクライアントのBrynhildr Freeは同じバージョンをご利用ください。
2.起動
「brynhildr.exe」を実行します。
3.遠隔操作される側(サーバーモード)
「Mode」で「Server」を選択します。
待機するTCPポート番号を「Port」に指定します。
パスワードを指定する時は「Password」に入力します。
Webブラウザからの接続を許可する時は「HTTP」を「ON」にします。
Windowsサービスで動作する時は「Service」を「Install」にします。(削除する時は「Service」を「Uninstall」にします)
「OK」ボタンを押下すると接続待機の状態になります。
初回起動時はファイアウォールの設定が表示されますので接続を許可にしてください。
もし表示されない時は手動にてファイアウォールの設定が必要になります。
待機状態ではタスクトレイにアイコンが表示されます。
アイコンを左クリックするとダイアログが表示されます。
タスクトレイのアイコン上で右クリックするとメニューが表示されます。
終了する時は「Quit」を選択してください。(Windowsサービスで動作時は「Reboot」となっています)
4.遠隔操作する側(クライアントモード)
「Mode」で「Client」を選択します。
接続するIPアドレスを「IP」、接続するTCPポート番号を「Port」に指定します。
パスワードを指定する時は「Password」に入力します。
暗号化通信を有効にする時は「Encryption」を「On」にします。
「OK」ボタンを押下すると接続状態になります。
タイトルバーで右クリックするとメニューが開きます。
Default Window Style ・・・ ウィンドウ標準スタイル
Video ・・・ 映像伝送
Sound ・・・ 音声伝送
Remote Control ・・・ 遠隔操作
Enlarge Video ・・・ 拡大表示
Actual Scale ・・・ 実寸サイズ
Video Quality ・・・ 画質
FPS ・・・ 上限フレームレート
Monitor No ・・・ 接続モニター番号
Sound Cache ・・・ 音声キャッシュ
Received Files ・・・ ファイル受信フォルダ
クライアントモードではウィンドウ、サーバーモードではダイアログにそれぞれファイルをドラッグ&ドロップするとファイルが転送されます。
転送されたファイルは「brynhildr.exe」のあるフォルダに「recv」フォルダが生成されその中に格納されます。
各メニューの「Received Files」を選択することで受信したフォルダを開くことができます。
複数ファイルやフォルダの転送はできません。
サーバー側及びクライアント側でクリップボードにコピーしたテキストのデータは共有されます。
いずれかでコピーされたテキストのデータはいずれでもペーストが可能です。
Shift + Ctrl + Alt + F11でフルスクリーン(全画面ウィンドウ)になります。
再度Shift + Ctrl + Alt + F11で通常ウィンドウに戻ります。
Shift + Ctrl + Alt + F12でマウスカーソルがウィンドウから出ないといったゲームなどのサーバー側の特殊なマウス挙動に対応できます。
再度Shift + Ctrl + Alt + F12で元に戻ります。
5.遠隔操作する側(Webブラウザ接続)
URLにサーバーモードで起動しているBrynhildr FreeのIPアドレスとポート番号を指定します。
HTTPSではありませんのでご注意ください。
パスワードを指定する時は「Password」に入力します。
(例)http://192.168.0.1:3000
「Connect」ボタンを押下すると接続状態になります。
Webブラウザ接続ではファイル転送機能やクリップボード共有機能はありません。
6.ログ機能
「brynhildr.exe」と同じフォルダに「log.txt」を作成しますと起動や接続などのログが出力されます。
7.Windowsサービス起動機能
Brynhildr FreeをWindowsサービスとして起動させる時は、起動時のメニューで「Mode」を「Server」にした際に「Service」で「Install」を選択して「OK」を押下してください。
Windowsサービスとして起動させることで、OSの起動時に自動的にBrynhildr Freeが起動され、ログイン画面などの権限の高い画面においても遠隔操作が可能になります。
デスクトップやマイドキュメントなどログインユーザーが権限を有するフォルダに「brynhildr.exe」を配置した時は「Install」が表示されません。
登録時にユーザーアカウント制御(UAC)が許可を求めてきた時は許可してください。
Windowsサービスから削除する時は「Service」で「Uninstall」を選択して「OK」を押下してください。
8.ゲームパッド機能
サーバー側の「brynhildr.exe」と同じフォルダに「gamepad.dll」を配置しますとサーバー側にインストールされているvJoyにゲームパッドの信号を送ることができます。gamepad.dllはオープンソースになっておりvJoy以外の仮想ゲームパッドに対応させるなど自由にカスタマイズできます。gamepad.dllのソースコードのライセンスはパブリックドメインです。
9.コマンドラインオプション機能
ショートカットやコマンドラインで起動オプションを指定可能です。
・起動メニュー
/servermode
サーバーモードを選択した状態で起動
/autostart
自動的に開始
/ip:<IPアドレス>
接続先IPアドレス
/port:<TCPポート番号>
接続先TCPポート番号、待機TCPポート番号
/password:<パスワード>
パスワード
/dialogscale:<値>
拡大率(単位:%、既定値:100)
・サーバーモード
/soundcapture:<値>
音声伝送(0:無効、1:有効)
/mic
マイクの音声を伝送
/remotecontrol:<値>
遠隔操作(0:無効、1:有効)
/http:<値>
Webブラウザ接続(0:無効、1:有効)
/desktopduplicationapi:<値>
Desktop Duplication API(0:無効、1:有効)
/timeout:<値>
通信タイムアウト(単位:ミリ秒、既定値:1250)
・クライアントモード
/fps:<値>
上限フレームレート(既定値:30)
/monitor:<モニター番号>
接続モニター番号(0:Primaty)
/remotecontrol:<値>
遠隔操作(0:無効、1:有効)
/video:<値>
映像伝送(0:無効、1:有効)
/sound:<値>
音声伝送(0:無効、1:有効)
/encrypt
暗号化通信
/videoquality:<値>
画質(1~7、既定値:4)
/soundcache:<値>
音声キャッシュ(10~3000、単位:ミリ秒、既定値:100)
/fullscreen
接続開始時にフルスクリーン
/actualscale:<値>
接続開始時に実寸スケール(0:無効、1:有効)
/enlargescale:<値>
接続開始時に拡大表示(0:無効、1:有効)
/reboot
サーバー側のBrynhildrを再起動(サーバー側がWindowsサービスとして登録時のみ)
/mousesync
サーバー側の特殊なマウス挙動に同期
/windowx:<値>
ウィンドウX座標(単位:ピクセル)
/windowy:<値>
ウィンドウY座標(単位:ピクセル)
/windowcx:<値>
ウィンドウ幅(単位:ピクセル)
/windowcy:<値>
ウィンドウ高さ(単位:ピクセル)
/windowmax
ウィンドウ最大化
/timeout:<値>
通信タイムアウト(単位:ミリ秒、既定値:1250)
(例)brynhildr.exe /ip:192.168.0.1 /port:3000 /sound:0
|
|
License(ライセンス)
|
・本ソフトウェア「Brynhildr Free」は全ての機能を無償でご利用できます
・知的財産権は全て「LAUNCELOT CO. LTD.(以下権利者)」に帰属します
・如何なる被害損害等が発生した場合も権利者は一切関知しません
・権利者が不適当と判断した場合はご利用を禁止することがあります
・本規約は事前の予告無く権利者により変更されることがあります
・権利者が定めるサービスの利用規約と個人情報保護方針も併せてご覧ください
|
|
Contact(お問い合わせ)
|
ご不明な点やご質問などについては以下よりお問い合わせください
Brynhildr Free - Remote Desktop
|